これまた、色々な意見があり
統一した見解はないようですね
壁に背中をつけて・・・とか
耳介-肩峰-大転子-外果が一直線にとか
胸を張って肩甲骨をよせて・・・などなど
でもそれってあなたの身体に会っていますか?
ちゃんと身体の声を聴いてますか?
無理して余計な力を使って
呼吸してませんか?
大事なことなのでもう一度言いますが
ちゃんと身体の声を聴いてますか?
心臓はちゃんと反応して
あなたが気づいてくれるのを待ってます
そもそも背骨は
頸椎(首の背骨)は前弯(前にカーブ)
胸椎(胸の背骨)は後弯(後ろにカーブ)
腰椎(腰の背骨)は前弯
仙椎(仙骨)(骨盤の真ん中のホームベースのような骨)は後弯
と交互にカーブが変わり、S字状が理想だと言われています
が、胸を張って肩甲骨を寄せてと頑張っていると
背骨のS字が保てなくなり
ストレートスパイン(真っ直ぐな胸椎)
↓
ストレートネック(真っ直ぐな頸椎)
↓
腰椎も前弯が減少するが背骨のバランスを取るために
下部の腰椎に物凄く負担がかかり
ヘルニア、分離症、狭窄症と
悪循環に陥ってる人もいます
呼吸の記事(読んでない方はまずこちらを
読んでくれると理解が深まります)でもお伝えしましたが
・頭(大脳)でコントロールするものではない
・ひとり一人違う
ということです
良い姿勢の時は呼吸がしやすい
で、呼吸は最小単位の運動なので
同じ姿勢で固定されていれば
呼吸を邪魔します
吸うときと吐くときの良い姿勢は
わずかに変化し続けています
試しに
胸を張って肩甲骨を寄せたまま
呼吸してみてください
どうですか?
吸うときは吸いやすいですが
吐くとき頑張らないときつくないですか?
と同時に肩が張ってきて
肩こりのような状態になりませんか?
では、逆に猫背、巻き肩(肩甲骨を離す)で
呼吸をしてみてください
これだとどうでしょうか?
先ほどとは逆に
吐くのは楽だけど
吸うのに腹筋などに力を入れないと
うまく吸えないですよね
なのでよい姿勢というのは
呼吸に合わせてどちらにでも動けるように
その中間が良い姿勢となります
他の言葉であれば
中庸とかニュートラルとか言ったりしますが
結局のところ
生きている限り
良い姿勢はその瞬間その瞬間
変化し続けている
ということです
ですので一つの姿勢に固執せず
しなやかで楽に動くことができる
身体を手に入れていきましょう。
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